1. No.5「不倫に対する慰謝料の相場」
夫婦関係修復の悩み

不倫慰謝料の相場について

自分がもし不倫をされた立場になったら、そんなことを常日頃から考えたことはありますか。 相手に対する恨みつらみ、さらには浮気相手への復讐など、週刊誌や雑誌などから得た知識を元に、良からぬ事は想像しやすいとしても、いざ当事者になったときにはとっさに行動する事は難しいと言えます。 万が一浮気をされた時、パートナーに突き付けるのは復縁か離縁かの2択ですが、今回は離縁を選択した不倫慰謝料の相場についてご説明いたします。

一般的に不倫慰謝料の相場というのは、その後の生活環境などによって大きく変動します。 もちろん証拠写真などの現物が用意出来た段階で請求できるため、あらかじめ準備はしっかりとしておきましょう。

例えばトラブル発覚後も別居や離婚もしない場合には、大体50万円~100万円程度の範囲で決まると言われています。 これは慰謝料を貰った後も夫婦関係が続くこともあり、極端に生活環境に支障をきたさないなどの理由があるからです。

次に離婚まではいかなくとも別居に至った場合です。 この場合住居として必要となる費用や生活費などの問題から、上記よりも高い100万円~200万円程度の範囲になると言われています。

最後に不倫が原因で離婚をしたケースです。 この場合パートナーから200万円から300万円程度を貰えるほか、浮気相手からも同額の金額を請求する事が出来ます。 これらはあくまで裁判を通じた慰謝料の金額であり、示談などで決着した場合には平均よりも下がるケースが多いとされています。

ただし状況によっては不倫相手に慰謝料を請求できないケースもあります。 例えば相手が結婚している事を知らなかったケースや、すでに夫婦が別居状態で破たんしているケースなど、不倫相手に落ち度がないと判断されてしまうと請求が難しくなるでしょう。 奥さんが指輪を外して合コンに出かけていたら、旦那さんが内緒で独身貴族のフリをしていたら、そんな場合には不倫相手に故意が見当たらないため、請求が出来なくなります。 さらにはパートナーから肉体関係を強要されていた、なんてケースの場合には当然ながら慰謝料の請求が出来ません。

不倫をされて腹が立つ、というのはどんな人でも言えることですが、相手の生活までを破壊する権利はもちろんありません。 あくまで慰謝料を請求できるのは、パートナーとその不倫相手のみです。 この点だけはしっかりと念頭に置きながら、相手への制裁手続きを踏むようにしましょう。

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No.5「不倫に対する慰謝料の相場」

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不倫慰謝料の相場について

自分がもし不倫をされた立場になったら、そんなことを常日頃から考えたことはありますか。 相手に対する恨みつらみ、さらには浮気相手への復讐など、週刊誌や雑誌などから得た知識を元に、良からぬ事は想像しやすいとしても、いざ当事者になったときにはとっさに行動する事は難しいと言えます。 万が一浮気をされた時、パートナーに突き付けるのは復縁か離縁かの2択ですが、今回は離縁を選択した不倫慰謝料の相場についてご説明いたします。

一般的に不倫慰謝料の相場というのは、その後の生活環境などによって大きく変動します。 もちろん証拠写真などの現物が用意出来た段階で請求できるため、あらかじめ準備はしっかりとしておきましょう。

例えばトラブル発覚後も別居や離婚もしない場合には、大体50万円~100万円程度の範囲で決まると言われています。 これは慰謝料を貰った後も夫婦関係が続くこともあり、極端に生活環境に支障をきたさないなどの理由があるからです。

次に離婚まではいかなくとも別居に至った場合です。 この場合住居として必要となる費用や生活費などの問題から、上記よりも高い100万円~200万円程度の範囲になると言われています。

最後に不倫が原因で離婚をしたケースです。 この場合パートナーから200万円から300万円程度を貰えるほか、浮気相手からも同額の金額を請求する事が出来ます。 これらはあくまで裁判を通じた慰謝料の金額であり、示談などで決着した場合には平均よりも下がるケースが多いとされています。

ただし状況によっては不倫相手に慰謝料を請求できないケースもあります。 例えば相手が結婚している事を知らなかったケースや、すでに夫婦が別居状態で破たんしているケースなど、不倫相手に落ち度がないと判断されてしまうと請求が難しくなるでしょう。 奥さんが指輪を外して合コンに出かけていたら、旦那さんが内緒で独身貴族のフリをしていたら、そんな場合には不倫相手に故意が見当たらないため、請求が出来なくなります。 さらにはパートナーから肉体関係を強要されていた、なんてケースの場合には当然ながら慰謝料の請求が出来ません。

不倫をされて腹が立つ、というのはどんな人でも言えることですが、相手の生活までを破壊する権利はもちろんありません。 あくまで慰謝料を請求できるのは、パートナーとその不倫相手のみです。 この点だけはしっかりと念頭に置きながら、相手への制裁手続きを踏むようにしましょう。

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