夫や妻が不倫。夫婦関係を再構築するか離婚するか？当事者の声も紹介
「夫の不倫が発覚した。離婚するか再構築するか悩んでいる」
「不倫した妻と再構築することに決めたけど、上手くやっていくにはどうすればよいのかな」
パートナーの不倫が発覚した場合、夫婦関係を再構築するか離婚するかのどちらかになるでしょう。
どちらにするか決めるのは悩ましいですし、再構築を決めたとしても上手くいくか不安ですよね。
今回の記事では、不倫から再構築するメリット・デメリットや、再構築する際のポイントを解説していきます。
再構築をして幸せになった人や後悔している人の声も紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
不倫から再構築するメリットとデメリット
まずは、不倫から再構築するメリットとデメリットを見ていきましょう。
再構築するか離婚するかで悩んでいる場合は、判断材料にしてください。
メリット
メリットは、次の4つです。
- 経済的に安心できる
- 世間体を保てる
- 子供に負担がかからない
- 夫婦の絆が強くなることがある
それぞれ詳しく見ていきましょう。
経済的に安心できる
離婚せずに夫婦関係を再構築すれば、経済的な心配が減ることが大きなメリットです。
離婚をしても慰謝料は取れますが、相場は100万～300万円と言われています。
100万～300万円でこの先生活していくのは不可能なので、働かなければなりません。
特に専業主婦や専業主夫だった人は、仕事を見つけたり働きに出たりするのは大変でしょう。
夫婦関係を再構築すれば、経済的な安心感を得られます。
世間体を保てる
離婚するとなると、離婚の事実を家族や友人、職場の人に話さなければならないときがきます。
離婚理由を聞いてくる人はいるでしょうし、少なくとも家族には伝えなければなりません。
「配偶者の浮気が原因で」と話すと、「不倫されるあなたにも原因があったんじゃないの？」と言われる可能性があります。
また、噂が立つこともあるでしょう。
夫婦関係を再構築すれば、配偶者の不倫の事実は隠し通せるので、世間体が保てます。
子供に負担がかからない
離婚すれば子供に精神的負担がかかる恐れがあります。
お父さんまたはお母さんがいないというのは、子供にとってつらいものです。
なぜお父さんやお母さんがいなくなったのかの理由を説明するのも苦労します。
また、あなたが仕事に行っている間に、子どもが寂しい思いをするかもしれません。
夫婦関係を再構築することで、今まで通り家族と一緒に過ごすことができ、子供の精神的な安定にも繋がります。
夫婦の絆が強くなることがある
夫婦関係を再構築すれば、以前よりも夫婦の絆が強くなることがあります。
不倫をしたのにもかかわらず、あなたが以前と変わらぬ態度で接してくれれば、不倫をしたパートナーは自分の過ちを深く反省するでしょう。
反省したパートナーは、あなたを思いやる気持ちが生まれ、さまざまな面で支えてくれることが多くなると思われます。
パートナーが支えてくれることで、あなたは改めてパートナーの存在にありがたみを感じることでしょう。
このように、夫婦関係の再構築を目指すことで、2人の仲が良好になることがあるのです。
デメリット
デメリットは、次の3つです。
- また不倫されるかもしれない不安がつきまとう
- 結局離婚になったときのダメージが大きい
- ふとしたことで気まずくなる可能性がある
それぞれ詳しく見ていきましょう。
また不倫されるかもしれない不安がつきまとう
夫婦関係を再構築しようとしても、上手く切り替えられないと「また不倫されるかも」といった不安がつきまとうおそれがあります。
パートナーが少しスマホを触っただけでも、「浮気相手と連絡を取ろうとしているのかな」と感じるかもしれません。
パートナーが出かけようとすると、「浮気相手と会うのでは？」と疑ってしまうかもしれません。
このように、パートナーの一挙一動に対し何度も不安と疑いの感情が沸き起こる可能性があるのです。
疑い過ぎた結果、パートナーにGPSをつけるなど行き過ぎた行為に走ったり、精神的に病んでしまったりする人もいます。
再構築するなら、相手を信じる強い気持ちが必要でしょう。
結局離婚になったときのダメージが大きい
夫婦関係を再構築しても、結局離婚になると精神的なダメージは大きいです。
年齢を重ねれば重ねるほど、仕事探しや再婚相手探しは難しくなっていきます。
時間を無駄にしたという気持ちや、他にいい出会いがあったかもしれないと後悔の念にさいなまれるかもしれません。
何より、一度信じて再構築したのにまた不倫をされて離婚となると、人を信じられなくなることもあるでしょう。
再構築したのに上手くいかなかった場合は、再構築せずすぐに離婚した場合よりも心理的負担が大きくなりがちです。
ふとしたことで気まずくなる可能性がある
夫婦関係を再構築して普段は順調でも、ふとしたことで気まずい雰囲気こなることもあり得ます。
例えば2人でテレビを見ていて芸能人の不倫ニュースが流れたら、お互いどう振舞ってよいか分からず何とも言えない空気が流れるかもしれません。
再構築して時が過ぎれば気にならなくなるでしょうが、どれくらいの期間を要するかは夫婦それぞれです。
不倫から上手く再構築するための方法
それでは、配偶者の不倫から夫婦関係を再構築するための方法を解説していきましょう。
ポイントは、以下の4つです。
- なぜ不倫したのかきちんと聞く
- 誓約書を書いてもらう
- 不倫の事実を蒸し返さない
- 相手が出かけるときはスケジュールを確認する
離婚しないと決めたら、上手く再構築できるようにポイントを押さえておきましょう。
なぜ不倫したのかきちんと聞く
配偶者が不倫に走った理由は、きちんと聞いておきましょう。
もしかしたら、あなたに多少の原因があったのかもしれません。
例えば、
- 話しかけても相手にしてくれない
- 少し帰りが遅くなっただけで責められて、帰りたくなくなってしまった
など、パートナーにも思うところがあった可能性があります。
もしあなたにも原因があったのなら、見直すことで今後は良好な関係を築いていけるはずです。
誓約書を書いてもらう
不倫から再構築するなら、パートナーに誓約書を書いてもらうことをおすすめします。
誓約書は、不倫をされた側が内容を決めて提示するものです。
不倫をした側は、提示された内容を守る義務を負います。
誓約書を書いてもらうことで不倫の再発を防ぐことができるのがメリットです。
記載する内容としては、次のような項目があります。
- 当事者が認めた不倫の内容
- 不倫関係を解消すること
- 今後二度と会わないこと
- 他の相手と不倫関係にならないこと
- 破った場合の違約金
必ず本人の自筆で署名捺印をしてもらいましょう。
不倫の話を蒸し返さない
不倫の話し合いが終わってからも、別の件で喧嘩になることはあるでしょう。
その際に、不倫の話を持ち出してはいけません。
不倫をした側は、しっかり反省をし二度と不倫をしないと本気で誓っているのにもかかわらず、過去の過ちを出されるとどうしようもありません。
不倫をされた側としては、腹が立つとつい相手の弱みをつきたくなる気持ちは分かります。
しかし、再構築したはずなのに不倫の話を度々持ち出されてつらいといった人もいるのが事実です。
不倫をされたことを思い出してもやもやしたら、趣味に取り組んだり運動したりと気分転換をするのがおすすめです。
そうして乗り越えていくことで、自分の中でほとぼりが冷めるのを待ちましょう。
相手が出かけるときはスケジュールを確認する
相手が出かけたり帰りが遅くなったりするときは、どこに行くのかや何時に帰ってくるのかなどを確認しておきましょう。
スケジュールを把握しておくことで、精神的な安心に繋がります。
パートナーも心を入れ替えやましいことがないのなら、教えてくれるはずです。
ただし、あなたもスケジュールを聞かれたら教えてあげましょう。
パートナーからすると、自分だけ予定を教える状況が続けば多少不満を抱くかもしれません。
お互いに予定を伝え、2人ともが安心できる関係を築いていきましょう。
不倫から再構築して幸せになれる？当事者の声
実際に不倫から再構築した人たちは幸せになっているのか、気になるのではないでしょうか。
ここでは、配偶者の不倫から再構築した人の声をご紹介します。
結局私はまだ旦那を愛していたので、許す事にしたのです。
あんなに怒りの感情があったのに、結局愛してる気持ちは簡単にはどうにもできないもんです。
それから旦那はその女性ときっぱり関係を絶ち、最初の頃のように私を愛してくれるようになりました。
以前よりやはり悪かったという気持ちがあるのか、すごく優しくなりましたね。
私の旦那に裏切られた気持ちはまだ癒えませんが、これからも一緒に生きていくつもりです。引用：みんなの不倫された体験談（https://detective-sherlock.net/?p=4283#toc4）
その後主人には離婚しない旨を伝えました。
そしてそれと同時にいくつか条件を提示しました。
（中略）
主人の不倫が発覚してから、ちょうど１年ですが、もう浮気している気配はありません。
逆に不倫が発覚してからは、以前より優しくなった気がします。
もちろん不倫された事に対する傷は一生消えませんが、大好きな主人とこれからも共に人生を歩んでいきたいです。引用：みんなの不倫された体験談（https://detective-sherlock.net/?p=4219#toc5）
再構築してから三年弱でダメになりましたね。
原因は、やはり自分を一度裏切った人をまた信じる事ができない事と、夫の顔を見る度に浮気を嫌でも思い出してしまう事でした。
必死に忘れる努力をしましたが、私は無理でした。
再構築にかけていた時間は、私の場合、自分の首を絞め、結局体を壊すだけでした。引用：Yahoo!知恵袋（https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11247593086）
不倫した妻を許して半年。不倫前と何も変わらない日々です。
夫婦関係を修復しようと何かするわけでもなく、何もなかったかのように過ごしていることに苛立ちを感じています。
誓約書も何も書かせず、両親にも言わず、もうしないという言葉だけを信じて許してしまったことにも後悔しています。引用：Yahoo!知恵袋（https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11257331686?__ysp=5LiN5YCr44CA5aSr5amm6Zai5L%2BC44CA5L%2Bu5b6p
再構築して幸せになっている人の特徴としては、
- 不倫されてもパートナーのことが好きだった
- 離婚しない代わりに条件を提示した
ということが分かります。
再構築して後悔している人の特徴としては、
- 裏切られたことがどうしても忘れられない
- 誓約書を書いてもらわなかった
ということが分かります。
お困りの方には無料で相談にのっています
- 配偶者の不倫が発覚して、再構築するか迷っているけど相談できる人がいない
- 再構築を決めたけど、不安で苦しい
このようにお悩みの方は、下記までお気軽にご連絡ください。
無料で相談にのっています。
まとめ
配偶者の不倫が発覚すると、夫婦関係を再構築するか離婚するか、悩まれることでしょう。
再構築するにしても離婚するにしても、メリット・デメリットがあります。
どんな方向に進むか判断する際には、本記事の内容を参考にしていただければと思います。
再構築を決めた際は、夫・妻と上手く付き合っていくポイントもチェックしてくださいね。
