
浮気防止アプリの機能や注意点並びに浮気防止対策方法を紹介
浮気防止アプリとは?

浮気防止アプリとは、「パートナーの浮気防止に役立つアプリ」のことです。
元々はお年寄りや子供の見守りのために開発されたアプリで、「スマホの現在位置の特定」をGPSで行ったり、同じくGPSで「行動履歴の確認」ができるものを旦那や彼氏、彼女の浮気調査に使い始め、「浮気防止アプリ」と呼ばれるようになりました。
浮気防止アプリは、使い方によってはパートナーが不倫や浮気をしにくい状況を作ること(浮気の予防)ができます。(無料と有料のものがあります)
また浮気防止アプリは種類によってiPhone(アイフォン)でしか使えないもの、逆にAndroid専用のアプリもあるため、浮気防止アプリをインストールする際にご自分の携帯にインストールが可能か確認が必要です。
浮気防止アプリの注意点

浮気防止アプリを使う場合、最も重要なことは「相手(旦那さんや奥さん、彼氏や彼女)の同意なしに浮気防止アプリをインストールすることは違法」ということです。
浮気防止アプリの中には、アプリをインストールしたことを相手にバレないように「アプリのアイコンを非表示にする」ことができるものもありますが、無断で浮気防止アプリをインストールするのは「不正指令電磁的記録供用罪」という「れっきとした犯罪行為」になりますから絶対に止めましょう。
浮気防止アプリでできること

「GPSでスマホの位置情報の特定」や「履歴の確認」、また「遠隔でのスマホ起動」など、浮気防止アプリを使ってできることはアプリにより異なります。
また、mSpyやケルベロスなど、遠隔操作ができる浮気防止アプリはバッテリーの消耗が激しいため、インストールする場合には注意が必要です。
また全て無料で使える浮気防止アプリと、基本は無料で有料プランのある浮気防止アプリがあります。例えばmSpyは最初から無料ですが、ケルベロスアプリは初めの7日間は無料、という風にアプリによって料金がこちなります。
当然有料プランになるとできる機能が増えますが、料金が結構かかりますから、インストールする前にしっかり確認しましょう。
浮気防止アプリの主な機能を紹介しますので、浮気防止アプリを使われる場合、どのような機能が必要かを判断する参考になさってください。
※浮気防止アプリの種類によって無料でできること、有料プランでできることは異なりますので、くわしくは浮気防止アプリの公式サイトでご確認ください。
GPS機能で位置情報の特定(確認)
浮気防止アプリは、GPS機能を使い、スマホの位置情報を特定することができます。
無料で使えるものもありますが、有料のアプリではかなり詳細に現在位置が分かるため、パートナーが浮気相手の自宅にいる場合などは住所を確認し、突き止めることも可能でしょう。
また過去の位置情報が追跡できる浮気防止アプリの場合、頻繁に通っている場所(位置情報)を特定することも可能です。
LINE(ライン)やメールの履歴の閲覧(内部監視)
浮気防止アプリの中には、LINEやインスタグラムなどのSNSのログ情報を閲覧したり、メールの履歴情報を確認することができる内部監視アプリもあります。
パートナーが浮気をしている場合、LINEなどのSNSやメールでやり取りしている確率は高いですから、浮気防止アプリで浮気の証拠を見つけることができるかも知れません。
浮気防止アプリによっては、スマホの中の写真やLINEなどのSNSのログ情報データをパソコンに転送できるものもあります。
遠隔でスマホを起動
スマホの電源が入っていない状態でも、遠隔操作でスマホを強制的に起動させ、相手に知られずに写真撮影や録画、録音ができる浮気防止アプリもあります。
ただこの種類の浮気防止アプリはバッテリーの消耗が激しいため、長時間起動させることが難しいのがデメリットです。
ピンポイントで起動させることができれば、パートナーが浮気しているかどうか確認できるかも知れません。
アプリをインストールする際の注意点

浮気防止アプリをインストールされる場合の注意点を紹介します
- 必ずパートナーの同意を得てからインストールしましょう。
- 非公認アプリをインストールする場合、「保証が受けられなくなる」「動作が不安定になる」などのリスクを十分考慮しましょう。
- 慰謝料請求をするのであれば、浮気防止アプリで浮気が確実になってもパートナーを責め立てたりせず、まずは証拠を集めましょう。
よくあるQ&A

浮気防止アプリについて、よくある質問をまとめてみました。
浮気の証拠として使える?(慰謝料請求)
スマホの浮気防止アプリで得られた証拠は、慰謝料請求する際の証拠として使えないことがあります。もしパートナーに無断で浮気防止アプリをインストールしていた場合、不正に得た証拠は使えません。
また、パートナーの同意を得て浮気防止アプリをインストールした場合でも、浮気や不倫の決定的な証拠(鮮明に写っている写真や動画など)がなく、メールのやり取りや電話の履歴だけでは慰謝料請求に有効な浮気の証拠にはなりません。
パートナーの浮気で慰謝料請求を検討されるのであれば、探偵などに依頼して有効な証拠を獲得することをおすすめします。
どんな浮気防止アプリがあるの?
主な浮気防止アプリは下記の通りです。
浮気防止アプリ名称 | 主な機能 | 料金について |
mSpy | GPS位置情報特定、LINEなどSNSログ情報閲覧、スマホ内部の写真データ閲覧 | 有料 |
zenly(ゼンリー) | GPS位置情報の特定 | 無料 |
ケルベロス | GPS位置特定、遠隔操作でスマホ強制起動、写真撮影などできる最強の浮気防止アプリ | 7日間無料 |
airdroid | GPS位置特定、遠隔操作でスマホ強制起動、スマホの設定 | 無料 |
life360 | GPS位置情報特定、特定の場所に到着した際の通知設定 | 無料 |
浮気防止の重要性とは

浮気防止がなぜ重要なのかというと、浮気が発覚した場合にかなり高い確率で夫婦関係が破綻してしまうからです。
その時に破綻までいかなくても、浮気された側の心の傷は深く、時間が経ってもフラッシュバック(過去の嫌な記憶が後になって急激かつ非常に鮮明に思い出されること)に悩まされるケースは少なくありません。
そのため、浮気しようという気持ちにならないよう仕向ける、あるいは浮気に発展する前に思いとどまらせることが重要です。
浮気の危険レベル別で浮気防止対策を紹介

浮気防止アプリは効果が高い反面、無断でインストールした場合にはパートナーとの関係が悪くなる危険があることがお分かり頂けたと思います。
パートナーを失いたくないと思うあまり浮気防止アプリに頼ってしまう、その気持ちは分かりますが、使い方を間違えるとパートナーの信頼を失い、取り返しのつかない結果になる可能性が高いです。
ここでは浮気防止アプリを使わず浮気を防ぐ対策をレベル別に紹介します。
浮気レベル0(パートナーとの関係は円満だけど浮気を予防したい人向け)
パートナーの行動に怪しい点はないけれど、浮気されるのは予防したい、という場合には、次のような対策が効果的です。
- スマホの待ち受けを家族の写真や、ツーショット写真にする
- パズルリングをお揃いで着ける
- GPS機能の付いた浮気防止アプリを二人で入れる
1.スマホの待ち受けを家族の写真や、ツーショット写真にする
スマホの待ち受けを家族やツーショット写真にするのはよくある方法ではありますが、それなりに浮気防止効果が期待できます。
女性の多くは既婚者にはアプローチしない傾向があります。ただし既婚者と分かっても気にしない女性もいますので、その場合の効果は期待できません。
2.パズルリングをお揃いで着ける
パズルリングは15世紀のトルコで兵士が戦争に出る前に国に残していく愛する女性に装着させたのがはじまりといわれています。
戻ってきた時に指輪がバラバラになっていたら浮気をした証拠となるため、自分だけを愛し続けて欲しいという願いが込められたメッセージリングです。
ペアリングとして着ければ、浮気防止効果が期待できます。ただし前述のように既婚者と付き合うことをためらわない女性もいるため、注意しましょう。
3.GPS機能(位置情報特定)の付いた浮気防止アプリを二人で入れる
浮気の心配がない段階では、浮気防止アプリを一緒に入れようと誘っても断られる可能性が低いです。浮気防止アプリを使わなくても、インストールすることで「浮気しにくい状況」を作ることができます。
ただし、位置情報特定できるGPS機能を本当にいる場所以外(別の位置)に表示されるよう操作することも可能ですから、100%安心といえないことは覚えておきましょう。
浮気レベル(残業や休日出勤が増えるなど行動が怪しい)
最近では、浮気はSNSを通して始まることが大半だといわれています。そのため、これまではスマホをいじることがほとんど無かったのにスマホを気にし始めるのは怪しいと思った方が良いでしょう。ただし、この時点ではまだそれほど深い関係になっていない可能性もありますし、浮気ではない可能性もあります。
そのため、軽く釘を刺しておく位の行動を見せるのが効果的です。
- キスやセックスなどを含め、コミュニケーションを増やす
- 「信じてる」「愛してる」「いつもありがとう」など言葉で伝える
- 「友達が不倫して離婚しそう」というたとえ話をしてみる
1.キスやセックスなどを含め、コミュニケーションを増やす
結婚した後、夫婦というよりも家族になってしまい、キスやセックスをしなくなると、浮気の危険度が上がります。お子さんのいるご家庭でも、たまにはお子さんを預けて二人で食事に行くなどして、恋愛モードを楽しむことも必要です。
2.「信じてる」「愛してる」「いつもありがとう」など言葉で伝える
人は疑われるよりも信じられていると感じる方が、裏切りにくくなるものです。
言葉で感謝を伝える家庭では、家庭不和は起こりにくい傾向もあります。言わなくても分かっているだろうとタカをくくっていると、家庭内にすき間風が吹き始めるかも知れませんよ。
3.「友達が不倫して離婚しそう」というたとえ話をしてみる
「パート先の友達の家、旦那さんが不倫したらしくて離婚しそうなの。友達が落ち込んじゃって気の毒で...私もあなたが浮気したら立ち直れないわ」とたとえ話に自分の気持ちを込めて伝えてみましょう。
もし旦那さんが浮気をしていた場合でも、このように言われたら、浮気相手と別れてくれる可能性もあります。
浮気調査の方法(アプリ以外)

では浮気調査アプリを使わずにパートナーの浮気や不倫を調査する方法は、2つあります。
- 自分で調査する
- 探偵に調査を依頼する
1.自分で調査する
「パートナー(旦那さんや奥さん)が浮気しているかもしれない」と思った時、自分の目で真実を明らかにしようとする人がいますが、おすすめできません。
これは浮気が真実であってもなくても、パートナーとの関係がぎくしゃくする可能性が高いためです。また、素人が相手にバレずに浮気調査をするのはかなり難しいでしょう。
2.探偵に調査を依頼する
パートナーが浮気しているかもしれない場合には探偵に浮気調査を依頼する方法もあります。
探偵に浮気調査を依頼するメリットは「高い確率で真実が明らかになること」です。
探偵事務所によって浮気調査の料金は異なりますが、「浮気の証拠が掴めない場合、料金が発生しない料金プラン」がある探偵事務所もあります。
浮気調査アプリのインストールを拒まれ、パートナーの行動に怪しいところがある場合には探偵事務所に浮気調査を依頼するのもおすすめです。
本当に浮気していたらどうする?

浮気防止アプリ、あるいは探偵に浮気調査を依頼した結果、パートナーの浮気が真実だったらどうしますか?
「そんなの離婚一択です!」という方も多いでしょう。でも実際にはシングルマザーとして子供を育てていくのは簡単ではないため、子供のことを考えて夫婦関係の修復を試みるケースも多いのです。
そこで浮気相手に対して慰謝料請求をすることをおすすめします。
既婚者と不貞行為をした責任は慰謝料という形できっちり支払ってもらいましょう。
なお、その場合には、前述の通り浮気防止アプリで手に入れた証拠では証拠能力が低いため、慰謝料請求するのは難しいため、探偵事務所に依頼して確実に証拠を収集するようにしましょう。
まとめ|NPO法人よつばの無料相談がおすすめ

パートナーの浮気を疑い始めると、すべての出来事が怪しく感じられてしまうものです。
本当にパートナーが浮気をしているかどうかを確認するために、自分自身で浮気調査をしようとするケースもありますが、これはおすすめしません。
理由は、自分で浮気調査をするとかなり高い確率でパートナーにバレてしまい、二人の関係が悪くなるためです。
パートナーの行動が怪しいと感じたら、まずNPO法人よつばの無料相談をぜひご利用ください。
人に相談すると冷静さを取り戻すことができますし、浮気調査の上慰謝料請求するにしても、夫婦の関係を修復するにしても、専門カウンセラーがベストな対策をアドバイスしてくれますよ。
NPO法人よつば
無料相談フォーム
https://npoyotuba.com/res.html
お電話でのご相談はこちらです
TEL:050-5527-5355(9~19時 年中無休)