1. 高校生が家出した場合の行き先と捜索方法を解説!早期発見のポイントは?
高校生が家出した場合の行き先と捜索方法を解説!早期発見のポイントは?
高校生が家出した場合の行き先と捜索方法を解説!早期発見のポイントは?

高校生が家出する場合の行き先や早期発見のポイントを紹介

高校生になると、将来の不安や受験へのストレス、あるいは学校でのいじめなどに悩み、「家出」という方法を取るケースは少なくありません。

また家庭環境についても徐々に大人の事情を察知できるようになるため、家にいることが嫌になって、無断外泊やプチ家出をくり返すことがあります。

しかし家出が原因で事故や犯罪などのトラブルに巻き込まれる可能性を考えると、親が高校生の子供の居場所を把握しない時間が増えるのは問題です。

この記事では、家出をした高校生がよく行く場所と探し方をくわしく解説します。高校生が家出した場合、捜索の参考になさってください。

目次

高校生の子供が家出する場合の行き先

高校生の子供が家出する場合の行き先

高校生が家出する場合の行き先には、どのような場所があるでしょうか。

中学生までの子供の場合、まとまったお金を持っていることは少なく、行動範囲はそれほど広くないため、どこにいるのかがすぐに分かることも多いです。

でも高校生になるとバイトをしていたり、親も知らない学校以外の交友関係を持っていることもあり、いざ探すとなると簡単ではありません。

ここでは高校生が家出をした場合に多い行先を紹介します。警察に行方不明者届を出す場合でも、次のような場所を探してみると、発見できるかも知れません。

祖父母の家

祖父母の家は、高校生が家出をする場合によく行く場所のひとつです。とくにおばあちゃん子の高校生やバイトをしていない子にとって、祖父母の家はお金もかからず、居心地の良い避難場所といえるでしょう。

口うるさいことも言わずに居場所を提供してくれて、献身的に世話をしてもらえる可能性も高いため、高校生が家出先に祖父母の家を選ぶ可能性は高いです。

友達の家

仲の良い友達の家は、安心してお世話になれると考える高校生は多いでしょう。親が不在がちな友達であれば、長期間の滞在も可能です。

とはいえ、一緒に生活するとなると友達同士であっても衝突することがあるでしょうし、親が一緒に住んでいる友達であれば日が経つにつれて居づらい雰囲気にもなるでしょう。

また家族関係の良い家に滞在するうちに、家に帰りたい気持ちになる可能性もあります。

ネットカフェ

ネットカフェは長期滞在者も多いため、高校生が家出した際の行き先に選ぶ人も多い場所です。

比較的安価で軽食をとることもシャワーも浴びることもできますし、長く滞在するほど料金が安くなるプランがあるネットカフェもあります。

ネットカフェは、広さはないものの半個室になっているため、慣れれば高校生にも意外と快適に過ごせる場所なのかも知れません。

先輩の家

高校生にとって年上の知り合いは頼れる存在に感じるものですから、家出した高校生が先輩や非行グループの家に居ついてしまうケースは少なくありません。

学校にも行かずに、卒業してしまった先輩や非行グループの家に滞在している場合には、居所を探すのが難しくなります。

また非行グループの家にいる場合にはトラブルに巻き込まれる可能性も高くなるため、早急に捜索することをおすすめします。

夜の街

家出した高校生が夜の街をぶらついていると、性犯罪に巻き込まれる可能性は極めて高くなります。

やさしそうに見える大人に「泊めてあげる」と言われてついて行ってしまい、深刻なトラブルにつながることも多いです。

夜中の繁華街や公園では家出したり、家に帰りたくない子供が集まる場合も多く、誘拐や暴行、ドラッグや売春など、多くの危険が潜んでいます。

高校生であっても、「バイトを斡旋する」と言われて怪しげなバイトに誘われるケースも多いです。

シェルター

家出した人に一時的に住居を提供するシェルターがあります。

基本的には親と折り合いが悪い、またDVや虐待を受けている人の避難場所になりますが、家出して行き先が無い高校生を受け入れてくれるシェルターもあるようです。

シェルターで暮らしながら学校や仕事に通い、少しずつ家に戻る心の準備ができるため、長期の家出を計画する高校生が行き先に選ぶ可能性もあります。

計画的な場合

計画的な場合

高校生が計画的な家出をする場合、次のような持ち物を持って家を出ることが多いです。

家出に気づいて部屋を捜索した場合にこれらの荷物が無くなっているようなら、長期の家出を計画している可能性が高くなります。

  1. お金や通帳、印鑑
  2. パソコンやタブレット
  3. スマホ
  4. 常用している薬

1.お金や通帳、印鑑

高校生でもバイトをしていたり、計画的にお金を遣うタイプであれば、家出の際にまとまったお金を準備することも可能です。

まとまったお金や通帳を持ち出している場合、長期の家出を計画していると考えた方が良いでしょう。

2.パソコンやタブレット

高校生であっても自分のパソコンやタブレットを所有していることは珍しくありません。

家出した後の情報収集にはパソコンやタブレットがあると非常に便利ですが、すぐに帰って来るつもりであればこれらを持ち出す可能性は低いです。

逆に部屋からパソコンやタブレットが無くなっている場合、すぐに帰宅するつもりが無いと判断して良さそうです。

3.スマホ

これまでスマホは家出の際に家に残していくもの、といわれてきました。

実際GPS機能を利用して居場所が特定される恐れがあるため、家出する場合はスマホは持たないことが多いです。

しかし最近ではスマホ決済が多くなったため、高校生でも家出の際にスマホを持って行くケースが増えています。

この頃では、「スマホを携帯しているから長期の家出ではない」と判断できないことを覚えておきましょう。

4.常用している薬

高校生ともなればしっかりしていますから、常用している薬がある場合には持って行く可能性が高いです。

家出してもすぐに戻って来るつもりなら薬を持って行くことは考えにくいですから、部屋から普段飲んでいる薬がなくなっていれば、長期にわたって家に帰る気持ちが無いと判断できます。

家出した高校生が帰って来る場合

家出した高校生が帰って来る場合

家出した高校生が帰ってくる場合、たいていは当日中が多く、例えば家族と喧嘩して飛び出した場合、行く当てがなければ外で適当に時間を潰した後、家族が寝た頃を見計らってこっそり戻って来るケースがほとんどです。

このような突発的な家出であっても「そのうち戻って来るだろう」と放っておくと、運悪くトラブルに巻き込まれる可能性もあるため、注意が必要です。

「プチ家出」ならいい?

「プチ家出」とは、数時間から長くて一週間程度の家出のことです。主に高校生や思春期の子供がプチ家出をするといわれていますが、主婦や社会人でもプチ家出をくり返すケースは少なくありません。

プチ家出がくり返されるうちに、「家出しても戻って来る」と考えてしまいがちですが、根本的な原因が取り除かれないままでは、長期的な家出にエスカレートするかも知れませんし、家出中に深刻なトラブルにつながる可能性もあります。

警察に届けるタイミング

警察に届けるタイミング

高校生が家出をすると警察に届けるかどうかは判断に迷うところですが、今回が初めての家出という場合には、すぐに警察に相談するのが良いでしょう。

これは家出した本人も行き先が思いつかず、安易にSNSで知り合った人に助けを求めたり、パパ活を行う可能性があるためです。

パパ活とは、「男性と食事やデートをする代わりにお小遣いをもらうこと」ですが「住居を提供する」と言われて家までついて行き、そのまま監禁されてしまい刑事事件に発展したケースもあります。

高校生が初めての家出をした時には、このような事態を避けるためにも早急に警察に相談の上、行方不明者届を出すことが大切です。

積極的に捜索してもらえないケース

高校生が家出して警察に行方不明者届を出した場合でも、積極的に捜索してもらえないケースがあります。

たとえば「事件や事故に巻き込まれる可能性がある場合」や「自殺の可能性がある場合」は、積極的に捜索してもらえる可能性が高いですが、高校生であっても「自分の意志で家を出た場合」には警察もなかなか動いてくれないのが現状です。

もちろん、行方不明者届を出した時点で警察のデータベースに登録はしてくれるため、深夜徘徊で保護されたり、事故などのトラブルに巻き込まれた場合に発見できることもあります。

男子高校生が狙われるケースも

男子高校生が狙われるケースも

「うちは息子だから大丈夫」と思われる親ごさんは少なくありません。しかし最近では男子高校生も性犯罪に巻き込まれるケースが増えています。

うちの子供は息子(男の子)だから心配いらない、という時代は終わったと思った方が良いでしょう。

男子高校生の息子さんが家出した場合でも、女子高校生と同じように早急に息子さんの捜索を始めることをおすすめします。

最悪のケースもありうる

家出の中には、自ら命を絶つ可能性がある危険なものもあります。自分の息子や娘がそのような可能性のある家出をした場合には、何としても早急に本人を見つけ出さなければなりません。

次のような状況で高校生が家出をした場合には、すぐに警察に行方不明者届を出すようにしましょう。

  • これまでに家出を何度も繰り返している
  • 部屋にスマホが残されている
  • 遺書や手紙が残されている
  • リストカットなどの経験がある
  • うつ病などの精神的疾患がある
  • これまでに自殺未遂の経験がある
  • 家から包丁やナイフを持ち出している

高校生の家出の理由

高校生の家出の理由

高校生の家出の理由で最も多いのは、「家庭環境」によるものだといわれています。両親が仕事で忙しく留守がちであったり、夫婦仲が悪く家庭内の雰囲気に影響している場合、「家にいたくない」と感じても不思議ではありません。

また仕事にかまけて家族間のコミュニケーションがとれていないと、家出を考えるほど思い詰めている子供の気持ちに気づくことは難しいです。

学校でいじめられていたり、学校での友人関係や将来について悩みを抱えている場合にも家庭内で相談できる環境がなく家出につながる可能性があります。

早期発見のためには探偵に任せるのがおすすめ

高校生が家出をした場合には、事件や事故に巻き込まれる可能性があるため、少しでも早く発見することが大切です。自分で高校生の子供が行きそうな場所を探すにしても、仕事もありますから難しい、というのが実際のところでしょう。

前述の通り、警察に行方不明者届を出したとしても、警察は他にも多くの事件を抱えていますから家出人の捜索だけをしてくれるわけではありません。これは仕方ないことです。

そのため、高校生が家出をした場合、警察に行方不明者届を出すのと並行して探偵事務所や興信所に捜索を依頼することをおすすめします。

これは、探偵事務所や興信所に捜索を依頼した場合には、人探しのプロである調査員が家出人の捜索だけを集中して行うためです。

家出した高校生を早期発見するには、人探しのプロに任せるのがベストです。

探偵が行う家出人の捜索方法とは

探偵が行う家出人の捜索方法とは

探偵事務所や興信所に家出人の捜索を依頼した場合、迅速に調査が開始されます。

高校生が家出した場合、警察官の制服を見ると無意識に補導されないよう警戒する傾向がありますが、探偵による捜索では自分が探されていることに気づかれません。

また依頼人の要望によっては「居場所を特定できれば良い」または「子供に帰って来るように伝える」だけ、という対応も可能です。

発見した後が重要

家出をする場合には、必ず理由があります。それは高校生であっても同じです。

両親が不仲であったり、学校での友人関係で悩んでいたり、将来への不安が原因の場合もあるでしょう。大人から見れば小さな悩みでも本人は真剣に悩んだ末に「家出」という行動を起こしているのです。いわばお子さんからのSOSです。

原因が解決しない限り家出がくり返される可能性は高いですし、そのうちに事件やトラブルに巻き込まれないとも限りません。

そのため、家出した高校生を発見した場合には、しっかりとしたカウンセリングを行い、問題を解決に導くやり方が重要になります。

まとめ|家族が家出した場合、NPO法人よつばにご相談ください

まとめ|家族が家出した場合、NPO法人よつばにご相談ください

高校生が家出した場合、どう行動するのが最善策なのかは状況により異なります。ただし、放置するのは避けましょう。

自分で探した方が良いのか、警察に相談するべきなのか、あるいは探偵事務所や興信所に調査を依頼するべきなのか、判断される前にNPO法人よつばの無料相談をぜひご利用ください。

経験豊富なカウンセラーが、お話を伺い、最善策をアドバイス致します。

また、家出の原因を根本的に解決するためのカウンセリングも可能です。相談は無料ですからご安心ください。

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この記事では高校生が家出をする際の行き先や捜索方法をくわしく解説します。
高校生が家出した場合の行き先と捜索方法を解説!早期発見のポイントは?
高校生が家出した場合の行き先と捜索方法を解説!早期発見のポイントは?

高校生が家出する場合の行き先や早期発見のポイントを紹介

高校生になると、将来の不安や受験へのストレス、あるいは学校でのいじめなどに悩み、「家出」という方法を取るケースは少なくありません。

また家庭環境についても徐々に大人の事情を察知できるようになるため、家にいることが嫌になって、無断外泊やプチ家出をくり返すことがあります。

しかし家出が原因で事故や犯罪などのトラブルに巻き込まれる可能性を考えると、親が高校生の子供の居場所を把握しない時間が増えるのは問題です。

この記事では、家出をした高校生がよく行く場所と探し方をくわしく解説します。高校生が家出した場合、捜索の参考になさってください。

目次

高校生の子供が家出する場合の行き先

高校生の子供が家出する場合の行き先

高校生が家出する場合の行き先には、どのような場所があるでしょうか。

中学生までの子供の場合、まとまったお金を持っていることは少なく、行動範囲はそれほど広くないため、どこにいるのかがすぐに分かることも多いです。

でも高校生になるとバイトをしていたり、親も知らない学校以外の交友関係を持っていることもあり、いざ探すとなると簡単ではありません。

ここでは高校生が家出をした場合に多い行先を紹介します。警察に行方不明者届を出す場合でも、次のような場所を探してみると、発見できるかも知れません。

祖父母の家

祖父母の家は、高校生が家出をする場合によく行く場所のひとつです。とくにおばあちゃん子の高校生やバイトをしていない子にとって、祖父母の家はお金もかからず、居心地の良い避難場所といえるでしょう。

口うるさいことも言わずに居場所を提供してくれて、献身的に世話をしてもらえる可能性も高いため、高校生が家出先に祖父母の家を選ぶ可能性は高いです。

友達の家

仲の良い友達の家は、安心してお世話になれると考える高校生は多いでしょう。親が不在がちな友達であれば、長期間の滞在も可能です。

とはいえ、一緒に生活するとなると友達同士であっても衝突することがあるでしょうし、親が一緒に住んでいる友達であれば日が経つにつれて居づらい雰囲気にもなるでしょう。

また家族関係の良い家に滞在するうちに、家に帰りたい気持ちになる可能性もあります。

ネットカフェ

ネットカフェは長期滞在者も多いため、高校生が家出した際の行き先に選ぶ人も多い場所です。

比較的安価で軽食をとることもシャワーも浴びることもできますし、長く滞在するほど料金が安くなるプランがあるネットカフェもあります。

ネットカフェは、広さはないものの半個室になっているため、慣れれば高校生にも意外と快適に過ごせる場所なのかも知れません。

先輩の家

高校生にとって年上の知り合いは頼れる存在に感じるものですから、家出した高校生が先輩や非行グループの家に居ついてしまうケースは少なくありません。

学校にも行かずに、卒業してしまった先輩や非行グループの家に滞在している場合には、居所を探すのが難しくなります。

また非行グループの家にいる場合にはトラブルに巻き込まれる可能性も高くなるため、早急に捜索することをおすすめします。

夜の街

家出した高校生が夜の街をぶらついていると、性犯罪に巻き込まれる可能性は極めて高くなります。

やさしそうに見える大人に「泊めてあげる」と言われてついて行ってしまい、深刻なトラブルにつながることも多いです。

夜中の繁華街や公園では家出したり、家に帰りたくない子供が集まる場合も多く、誘拐や暴行、ドラッグや売春など、多くの危険が潜んでいます。

高校生であっても、「バイトを斡旋する」と言われて怪しげなバイトに誘われるケースも多いです。

シェルター

家出した人に一時的に住居を提供するシェルターがあります。

基本的には親と折り合いが悪い、またDVや虐待を受けている人の避難場所になりますが、家出して行き先が無い高校生を受け入れてくれるシェルターもあるようです。

シェルターで暮らしながら学校や仕事に通い、少しずつ家に戻る心の準備ができるため、長期の家出を計画する高校生が行き先に選ぶ可能性もあります。

計画的な場合

計画的な場合

高校生が計画的な家出をする場合、次のような持ち物を持って家を出ることが多いです。

家出に気づいて部屋を捜索した場合にこれらの荷物が無くなっているようなら、長期の家出を計画している可能性が高くなります。

  1. お金や通帳、印鑑
  2. パソコンやタブレット
  3. スマホ
  4. 常用している薬

1.お金や通帳、印鑑

高校生でもバイトをしていたり、計画的にお金を遣うタイプであれば、家出の際にまとまったお金を準備することも可能です。

まとまったお金や通帳を持ち出している場合、長期の家出を計画していると考えた方が良いでしょう。

2.パソコンやタブレット

高校生であっても自分のパソコンやタブレットを所有していることは珍しくありません。

家出した後の情報収集にはパソコンやタブレットがあると非常に便利ですが、すぐに帰って来るつもりであればこれらを持ち出す可能性は低いです。

逆に部屋からパソコンやタブレットが無くなっている場合、すぐに帰宅するつもりが無いと判断して良さそうです。

3.スマホ

これまでスマホは家出の際に家に残していくもの、といわれてきました。

実際GPS機能を利用して居場所が特定される恐れがあるため、家出する場合はスマホは持たないことが多いです。

しかし最近ではスマホ決済が多くなったため、高校生でも家出の際にスマホを持って行くケースが増えています。

この頃では、「スマホを携帯しているから長期の家出ではない」と判断できないことを覚えておきましょう。

4.常用している薬

高校生ともなればしっかりしていますから、常用している薬がある場合には持って行く可能性が高いです。

家出してもすぐに戻って来るつもりなら薬を持って行くことは考えにくいですから、部屋から普段飲んでいる薬がなくなっていれば、長期にわたって家に帰る気持ちが無いと判断できます。

家出した高校生が帰って来る場合

家出した高校生が帰って来る場合

家出した高校生が帰ってくる場合、たいていは当日中が多く、例えば家族と喧嘩して飛び出した場合、行く当てがなければ外で適当に時間を潰した後、家族が寝た頃を見計らってこっそり戻って来るケースがほとんどです。

このような突発的な家出であっても「そのうち戻って来るだろう」と放っておくと、運悪くトラブルに巻き込まれる可能性もあるため、注意が必要です。

「プチ家出」ならいい?

「プチ家出」とは、数時間から長くて一週間程度の家出のことです。主に高校生や思春期の子供がプチ家出をするといわれていますが、主婦や社会人でもプチ家出をくり返すケースは少なくありません。

プチ家出がくり返されるうちに、「家出しても戻って来る」と考えてしまいがちですが、根本的な原因が取り除かれないままでは、長期的な家出にエスカレートするかも知れませんし、家出中に深刻なトラブルにつながる可能性もあります。

警察に届けるタイミング

警察に届けるタイミング

高校生が家出をすると警察に届けるかどうかは判断に迷うところですが、今回が初めての家出という場合には、すぐに警察に相談するのが良いでしょう。

これは家出した本人も行き先が思いつかず、安易にSNSで知り合った人に助けを求めたり、パパ活を行う可能性があるためです。

パパ活とは、「男性と食事やデートをする代わりにお小遣いをもらうこと」ですが「住居を提供する」と言われて家までついて行き、そのまま監禁されてしまい刑事事件に発展したケースもあります。

高校生が初めての家出をした時には、このような事態を避けるためにも早急に警察に相談の上、行方不明者届を出すことが大切です。

積極的に捜索してもらえないケース

高校生が家出して警察に行方不明者届を出した場合でも、積極的に捜索してもらえないケースがあります。

たとえば「事件や事故に巻き込まれる可能性がある場合」や「自殺の可能性がある場合」は、積極的に捜索してもらえる可能性が高いですが、高校生であっても「自分の意志で家を出た場合」には警察もなかなか動いてくれないのが現状です。

もちろん、行方不明者届を出した時点で警察のデータベースに登録はしてくれるため、深夜徘徊で保護されたり、事故などのトラブルに巻き込まれた場合に発見できることもあります。

男子高校生が狙われるケースも

男子高校生が狙われるケースも

「うちは息子だから大丈夫」と思われる親ごさんは少なくありません。しかし最近では男子高校生も性犯罪に巻き込まれるケースが増えています。

うちの子供は息子(男の子)だから心配いらない、という時代は終わったと思った方が良いでしょう。

男子高校生の息子さんが家出した場合でも、女子高校生と同じように早急に息子さんの捜索を始めることをおすすめします。

最悪のケースもありうる

家出の中には、自ら命を絶つ可能性がある危険なものもあります。自分の息子や娘がそのような可能性のある家出をした場合には、何としても早急に本人を見つけ出さなければなりません。

次のような状況で高校生が家出をした場合には、すぐに警察に行方不明者届を出すようにしましょう。

  • これまでに家出を何度も繰り返している
  • 部屋にスマホが残されている
  • 遺書や手紙が残されている
  • リストカットなどの経験がある
  • うつ病などの精神的疾患がある
  • これまでに自殺未遂の経験がある
  • 家から包丁やナイフを持ち出している

高校生の家出の理由

高校生の家出の理由

高校生の家出の理由で最も多いのは、「家庭環境」によるものだといわれています。両親が仕事で忙しく留守がちであったり、夫婦仲が悪く家庭内の雰囲気に影響している場合、「家にいたくない」と感じても不思議ではありません。

また仕事にかまけて家族間のコミュニケーションがとれていないと、家出を考えるほど思い詰めている子供の気持ちに気づくことは難しいです。

学校でいじめられていたり、学校での友人関係や将来について悩みを抱えている場合にも家庭内で相談できる環境がなく家出につながる可能性があります。

早期発見のためには探偵に任せるのがおすすめ

高校生が家出をした場合には、事件や事故に巻き込まれる可能性があるため、少しでも早く発見することが大切です。自分で高校生の子供が行きそうな場所を探すにしても、仕事もありますから難しい、というのが実際のところでしょう。

前述の通り、警察に行方不明者届を出したとしても、警察は他にも多くの事件を抱えていますから家出人の捜索だけをしてくれるわけではありません。これは仕方ないことです。

そのため、高校生が家出をした場合、警察に行方不明者届を出すのと並行して探偵事務所や興信所に捜索を依頼することをおすすめします。

これは、探偵事務所や興信所に捜索を依頼した場合には、人探しのプロである調査員が家出人の捜索だけを集中して行うためです。

家出した高校生を早期発見するには、人探しのプロに任せるのがベストです。

探偵が行う家出人の捜索方法とは

探偵が行う家出人の捜索方法とは

探偵事務所や興信所に家出人の捜索を依頼した場合、迅速に調査が開始されます。

高校生が家出した場合、警察官の制服を見ると無意識に補導されないよう警戒する傾向がありますが、探偵による捜索では自分が探されていることに気づかれません。

また依頼人の要望によっては「居場所を特定できれば良い」または「子供に帰って来るように伝える」だけ、という対応も可能です。

発見した後が重要

家出をする場合には、必ず理由があります。それは高校生であっても同じです。

両親が不仲であったり、学校での友人関係で悩んでいたり、将来への不安が原因の場合もあるでしょう。大人から見れば小さな悩みでも本人は真剣に悩んだ末に「家出」という行動を起こしているのです。いわばお子さんからのSOSです。

原因が解決しない限り家出がくり返される可能性は高いですし、そのうちに事件やトラブルに巻き込まれないとも限りません。

そのため、家出した高校生を発見した場合には、しっかりとしたカウンセリングを行い、問題を解決に導くやり方が重要になります。

まとめ|家族が家出した場合、NPO法人よつばにご相談ください

まとめ|家族が家出した場合、NPO法人よつばにご相談ください

高校生が家出した場合、どう行動するのが最善策なのかは状況により異なります。ただし、放置するのは避けましょう。

自分で探した方が良いのか、警察に相談するべきなのか、あるいは探偵事務所や興信所に調査を依頼するべきなのか、判断される前にNPO法人よつばの無料相談をぜひご利用ください。

経験豊富なカウンセラーが、お話を伺い、最善策をアドバイス致します。

また、家出の原因を根本的に解決するためのカウンセリングも可能です。相談は無料ですからご安心ください。

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