浮気調査をされて逆ギレする側の心理とその対処法とは?
「浮気調査で証拠が見つかったけど、それを相手にいったら逆ギレされそうで怖い」
「話し合い中、逆ギレされて話が遮られた」
そんなお悩みやご経験を持つ方も多いのではないでしょうか?
浮気調査をして浮気の事実がはっきりしているにも関わらず逆ギレされ、口論に発展したり望まない離婚となってしまったりすることもあります。
この記事では、逆ギレをする心理とその対処法、また、逆ギレさせないためのポイントについて解説します。
相手側の浮気がほぼ確定した後、円満に話し合いを進めることはお互いの将来のためにとても重要なことです。
これから相手との話し合いを控えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
「浮気調査をしたら逆ギレされた…」その心理とは?
逆ギレをする人間の心理はさまざまです。
感情に流されている場合もあれば、意識的な作戦を実行している人も少なくありません。
まずは、逆ギレする人の心理について解説します。
ケース① 浮気をなんとかごまかしたい
浮気や不倫の証拠が不十分だった場合、逆ギレによってごまかされてしまう可能性があります。
浮気を問い詰めたら夫が逆ギレするのは、ねこだましのようなものだと考えてください。
逆ギレして、あまりの怒りの態度にあなたの思考が止まっている隙をみて、なんとか自分が浮気を責められることから逃げているのです。
この場合、言い訳の内容がバラバラだったり、明らかに理不尽なことを言ってきたりします。 写真などの証拠が無くても、ごまかそうとしていること自体が証拠のようなものなので、パートナーが浮気をしていることはほぼ間違いないでしょう。
ケース② 委縮させて追及を防ぎたい
こちらは特に男性側に多いケースです。
高圧的な男性の中には、女性を黙らせるために声を大きくし逆ギレする場合があります。
逆ギレされた人間は恐怖を感じて萎縮してしまいます。
これを狙って、浮気を追及されないために逆ギレしている可能性があります。
逆ギレすることによってあなたを委縮させ、それ以上浮気について聞かれないように壁を作っているのです。
こちらも、逆ギレによって浮気をごまかし、自分を正当化しようとしているようなものなので、パートナーが浮気していることはほぼ間違いないでしょう。
ケース③ 自分を正当化したい
逆ギレしてくる心理には、浮気をしてしまった自分を正当化したいという考えが背景に存在します。
「彼女が構ってくれないから悪い」「旦那から愛情を感じなかったから浮気をした」というように、相手のせいにすることで自分自身を正当化しようとしているのです。
また、隠していた事実が浮気調査によって明らかになると、自分のプライバシーを侵害されたと感じてしまうケースもあります。
浮気調査によってプライバシーを侵害してきた相手を責めることで、自分は悪くないという方向に話を持っていこうとしているわけです。
ケース④ 本当にやっていないのに疑われたことに対する怒り
4つ目は、相手が浮気をしていなかったケースです。
社会で生活していくなかで、浮気を疑われても仕方がないような状況が生まれることは多々あります。
しかし、「浮気をした」と証明するのは簡単ですが、「浮気をしていない」ことを証明するのはとても難しいことです。
疑われている側がどれだけ真摯に対応しようとしていても、最後は相手が信用してくれなければ疑われている側は何もできません。
そこに日々の疲れやストレスが重なると、結果として怒りという感情に変わってしまい、最終的に逆ギレという態度をとってしまう場合もあります。
このように、浮気をしていない場合でも逆ギレすることはあるので、最初から食って掛かるような態度で話し合いを始めないことが大切です。
逆ギレされたらどうする?対処法を解説
相手が逆ギレしてきた場合、自分の身の安全を守るためにも一度話し合いを中断させ、お互いに頭を冷やす時間をつくることが大切です。
ここでは、逆ギレされた場合の具体的な対処方法について解説します。
対処法① 口論をエスカレートさせない
逆ギレされたことに対して頭に血が上ってしまったとしても、あなたは冷静に対応するようにしましょう。
感情的になって追及したところでまともな話し合いにはなりません。
それどころか、今後の話し合いを進めることが難しくなり、最悪の場合は望まない離婚となってしまうかもしれません。
もし、浮気の疑いが勘違いだった場合、一度激しい口論をしてしまうと関係を修復することが難しくなります。
相手の逆ギレに乗っかって感情的にならないように注意しましょう。
対処法② 一旦相手と距離を置く
このままではお互いに冷静さを保てないと判断したのであれば、いったん距離を置くことを検討しましょう。
相手の逆ギレもそう長くは続けられないため、時間が経つと落ち着いて話し合えるようになる可能性があります。
近くに居るとお互いに思い出して怒りが再燃してしまう可能性もあるので、夫婦の場合は思い切って別居してみるというのも良いかもしれません。
ただし、距離を置くのはあくまで冷静に話し合うための手段であることを忘れてはいけません。
相手と離れている間も、今後どうするかを考えておくことが大切です。
対処法③ 第三者を入れて話し合う
相手の逆ギレが収まらなかったり、冷静に2人で話し合える状況にならなかったりする場合は、第三者を入れて話し合うこともひとつの手です。
わざわざ怒っている相手と無理して2人で話し合うことはないので、できるだけ第三者を頼りましょう。
おすすめの同席者は以下の通りです。
- 友人
- 上司
- 同僚
- カウンセラー
- 弁護士
2人きりで話すよりも、第三者が同席している方が冷静に話し合うことができます。
特に、相手が不倫していて離婚したいという場合は、弁護士に間に入ってもらうとスムーズに解決しやすくなります。
「離婚の話し合いがどうしても収集がつかない」という方は、弁護士に依頼してみることも視野に入れておきましょう。
円満に話し合うためは「証拠集め」と「確固たる姿勢」がカギ
お二人の将来の関係性と、あなたの精神衛生上、そもそも相手に逆ギレをさせないことが1番です。
ここでは、相手に逆ギレさせないために重要なポイントを紹介します。
ポイント① 証拠なしに浮気したと決めつけない
先述の通り、浮気を認めない理由として、本当にまったく浮気していないこともあります。
まったく身に覚えのないことを追及されれば、逆ギレしたくなる心理はわかるでしょう。
理由もなく浮気だと決めつけることはせず、まずは円満な話し合いのなかで相手の言い分を聞いてみるようにしましょう。
言い分を聞く際に、以下の点に注意してみると、本当に浮気をしていないか見極めることができます。
- 逆ギレしている内容が理に適っているか
- 発言が矛盾していないか
- 普段起こるときの様子と違うところはないか
- 質問にきちんと答えているか
- 目を合わせてもそらさないか
- 浮気の話をやめたらすぐに機嫌がなおるか
- 話し合いの後、急に優しくなったりしないか
上記のように、普段と違う態度や行動があった場合、注意が必要です。
ポイント② 探偵に依頼してしっかりとした証拠を集める
円満な話し合いの末、「やはり浮気をしている」と疑わしい場合は、探偵に依頼してしっかりとした証拠を集めましょう。
特に、2人の関係性上、「浮気」ではなく「不倫」となる場合、客観的な証拠があることが慰謝料を請求する際に有利に働くことがあります。
ポイント③ 離婚や慰謝料請求を考える
相手が浮気を認めないのであれば、最終的には離婚や慰謝料の請求も考えた方がいいのかもしれません。
慰謝料請求などの法的手段を取る場合、書類作成や手続きをしなければいけませんので、1人で戦っていくよりも弁護士に相談したほうが安心です。
弁護士は離婚や慰謝料請求の手続きをあなたに有利になるように働きかけてくれるでしょう。
離婚したいのに進展しないのなら、弁護士に相談し、どのように対応すべきかを確認しましょう。
弁護士に対応を依頼すれば、心身ともに少ない負担かつ有利な条件で離婚することができます。
記事まとめ
この記事では、逆ギレをする心理とその対処法、また、逆ギレさせないためのポイントについて解説しました。
相手の逆ギレは、時として浮気の確固たる証拠になりますが、お二人の将来の関係性やあなたの精神衛生上、そもそも相手に逆ギレをさせないことが1番です。
ご友人や親族に頼るのはもちろん、探偵や弁護士などを効率的に活用して円満な話し合いを心がけましょう。
また、浮気や不倫に関するお悩みはとてもデリケートなものであるため、ご自身のメンタルケアが重要になります。
NPO法人よつばでは専門のカウンセラーによる浮気や不倫の悩み相談を無料で行っております。
メンタル面のケアや今後のアドバイス・サポートなどのお手伝いをさせていただいておりますので、どうぞお気軽にご利用ください。