函館市にお住まいの方必見!弁護士に離婚無料相談できる窓口はある?
離婚するときは結婚時と比べて3倍エネルギーが要る、という話を聞いたことがある人は多いでしょう。
離婚する夫婦のうち80%が協議離婚とされていますが、その他は「慰謝料」や「親権」「養育費」「財産分与」などの問題で揉めるケースも多いため、弁護士への依頼をお考えの方も少なくありません。
このように協議離婚が難しく、調停に進むケースや、法律が関わる離婚問題では弁護士に依頼したいところですが、費用面の不安から躊躇してしまう人が多いのが実際のところです。
今回の記事では、函館市にお住まいの方のために、離婚問題を無料相談できる窓口を3つ紹介します。
費用の相場やメリットとデメリットも分かりやすく解説しますので、函館市で離婚問題に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
函館市の方必見!弁護士に離婚問題を無料相談できる窓口3選!メリットも解説
法律が関わる離婚問題は弁護士に相談するのが安心ですが、相談や依頼にかかる費用を考えて躊躇してしまう人も多いでしょう。
ここでは函館市で、離婚問題を弁護士に無料相談できる窓口を3つ紹介します。
離婚手続きまでの流れや慰謝料請求、親権や養育費など、法律が関係する離婚問題についての無料相談が可能です。
ただ、中には利用に際して費用がかかるところや、条件が設けられているところもありますので、注意しましょう。
それぞれの窓口の特徴や費用、メリット・デメリットを分かりやすく解説しますので、函館市で離婚問題を無料相談できる窓口をお探しの方は、ぜひ参考にしてください。
①函館市役所
函館市東雲町にある函館市役所では、毎週水曜と金曜の13~15時に弁護士による無料相談が行われています。
(亀田支所の無料相談を利用する場合は、直接ご確認ください)
無料相談の定員は1回につき6名で、電話か来庁による予約が必要です。
この函館市役所の無料相談の最大のメリットは、一般的に30分で5,000~10,000円の相談料がかかる弁護士に無料相談できることでしょう。
ただ、函館市役所で行われる無料相談では、慰謝料や親権などの離婚問題だけでなく、金銭トラブルや相続トラブルも取り扱っているので、当日離婚問題に強い弁護士があたるとは限りません。
なお、ひとりでも多くの市民が利用できるよう、ひとつの案件について相談できるのは1回限りとなっています。
またすでに調停や裁判が始まっている案件の相談はできません。
この他、函館市役所で行われる弁護士の無料相談では、不倫相手との交渉、離婚協議書といった書類の作成などの作業を依頼することはできませんので注意が必要です。
お問い合わせ先 | 函館市役所 市民部 くらし安心課 市民相談担当 |
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住所 | 〒040-8666 北海道函館市東雲町4番13号 |
電話番号 | 0138-21-3136 |
メリット | 弁護士に法律相談ができる、離婚後の生活支援などの情報収集ができる |
デメリット | 相談時間が短い(20分)、離婚問題に強い弁護士にあたるとは限らない、すでに調停や裁判に進んでいる案件は相談できない |
無料相談できること | 慰謝料の目安、離婚は可能か、年金分割など法律にまつわる相談 |
利用する際の注意点 | 無料相談前に相談内容の聞き取りがあるため、内容をまとめておく必要がある |
②函館弁護士会(費用や依頼については要お問合せ)
函館市上新川町にある函館弁護士会では、所属する弁護士が対応する法律相談が利用できます。
相談方法は面談のみで、函館法律センターで行われる法律相談は30分5,000円ですが、せたな町や八雲町など函館以外の法律センターでの相談は無料です。
どちらの場合も事前予約が必要ですので、函館以外の法律センターの無料相談を利用する際には函館弁護士会の公式サイトで連絡先をご確認ください。
また弁護士による無料相談(有料の場合もあり)には下記の書類が必要です。
- メモ(結婚した日、夫婦及び子どもの生年月日と年齢、別居した日、夫婦それぞれの職業と手取り月収、夫婦の財産内訳、離婚に至った経緯と原因等を記載したもの)
- 戸籍謄本 (戸籍全部事項証明)
- 離婚の原因がモラハラやDVの場合はその証拠となるもの(写真や診断書など)
無料相談後はそのまま終了するか、継続して相談するか、弁護士に依頼するかを選ぶことになります。
相談を継続する場合、2回目以降の費用は30分5,000円~です。
弁護士に依頼する場合は担当の弁護士にご確認ください。
お問い合わせ先 | 函館弁護士会 |
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住所 | 〒040-0031 函館市上新川町1番3号 |
電話番号 | 0138-41-0232 |
メリット | 弁護士に法律相談ができる |
デメリット | 30分5,000円の相談料(費用)がかかる、相談方法が面談のみ |
無料相談でできること | 慰謝料や養育費、親権、年金分割など離婚に関する相談 |
利用する際の注意点とポイント | 所属する弁護士を名前から検索できる。ホームページを作成している弁護士は顔写真も確認可能 |
相談時の必要書類 | ①メモ(結婚した日、夫婦及び子どもの生年月日と年齢、別居した日、夫婦それぞれの職業と手取り月収、夫婦の財産内訳、離婚に至った経緯と原因等を記載したもの)②戸籍謄本 (戸籍全部事項証明) ③離婚の原因がモラハラやDVの場合はその証拠となるもの(写真や診断書など) |
③法テラス函館(無料相談には一定条件あり)
法テラス函館では、「収入や資産が一定基準額以下」という条件を満たせば、弁護士による無料相談が3回まで利用できます。
またこの条件を満たした上で審査に通れば、無料相談以外に弁護士費用の立替えを利用することも可能です。
条件となる「一定基準額」については、家族の人数やお住まいの地域によって異なりますので、くわしくは公式サイトでご確認ください。
お問い合わせ先 | 法テラス函館 |
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住所 | 〒040-0063 函館市若松町6-7 ステーションプラザ函館5階 |
電話番号 | 0570-078-390 |
メリット | 条件を満たせば3回まで弁護士に無料相談ができる |
デメリット | 条件を満たさないと無料相談の利用はできない |
利用する際の注意点 | 収入や資産が一定額以下であることが利用条件。詳細は直接ご確認ください(https://www.houterasu.or.jp/site/chihoujimusho-hakodate/) |
弁護士が対応する無料相談の前に準備が必要なことと、利用する際のポイント
離婚トラブルで弁護士の無料相談を利用する場合には、限られた時間を有効に使うため、事前に次のような準備をしておきましょう。
- 離婚したい理由とこれまでの経緯を時系列にまとめておく
- 「自分がどうしたいのか」を明確にしておく
- 夫婦の収入や財産を把握しておく
- パートナーの不倫が離婚原因の場合、慰謝料請求もできるよう、証拠を集めておく
- その他、質問したいことを優先順位をつけてまとめておく
この中でも、離婚したい理由は「離婚できるかどうか」「慰謝料が請求できるかどうか」に深く関わりますので、明確にしておくことが大切です。
函館で法律に関わりのない離婚トラブルはだれに相談するべき?
法律に関わりのない夫婦間トラブルはだれに相談すれば良いのでしょうか。
例えば離婚トラブルで悩んでいる人の中には、離婚したくない人もいます。
ある日パートナーに離婚したいと言われ、悩んでいる人もいるでしょう。
パートナーに不倫されても、相手に慰謝料請求することで気持ちにけじめをつけ、改めて夫婦関係の修復を望むケースも少なくありません。
法律に関わりのない離婚のお悩みを相談する場合は、弁護士ではなく専門カウンセラーのいる相談窓口を利用するのがおすすめです。
電話やネットから気軽に相談したいときはNPO法人に相談するのもおすすめ!
法律に関わる離婚トラブルは弁護士に相談するのが安心ですが、面談での相談に抵抗がある、という人も少なくありません。
電話やネットから気軽に相談したいときには、NPO法人の無料相談を利用するのもひとつの方法です。
例えばNPO法人よつばは専門カウンセラーのいる無料相談所で、函館にお住まいの方はもちろん、だれでも無料相談ができることで人気があります。
離婚したい人も、離婚せず夫婦関係を修復したい人も利用でき、問題解決に向けたアドバイスが無料で受けられる点が大きなメリットです。
慰謝料請求に必要な不貞行為の証拠を獲得するため、信頼できる探偵事務所や弁護士を紹介してもらうこともできます。
NPO法人よつばはボランティアで活動しているので、何度でも無料相談が可能な点もおすすめの理由です。
函館にお住まいで離婚トラブルにお悩みの方は、ぜひNPO法人よつばの無料相談をご利用ください。
NPO法人よつばの無料相談についてもっと知りたい方は、こちらの記事を併せて読んでみてください。