
浮気調査にかかる期間は、平均すると1週間から2ケ月
浮気調査を探偵事務所や興信所に依頼した場合、だいたい1週間から2ケ月の調査期間を要するといわれています。
また浮気調査にかかる費用は、10~100万円が相場とされており、この料金の幅は浮気調査を依頼する探偵事務所や料金プランによるものです。
時間制料金プランで浮気調査を依頼する場合には、浮気調査の期間を最短に抑えることで、調査費用を抑えることができます。
この記事では、探偵に浮気調査(素行調査)を依頼した場合に調査にかかる期間、また調査費用を抑える方法を徹底解説します。
浮気調査に必要な期間(日数)とは?

探偵事務所や興信所に浮気調査(素行調査)を依頼する場合、調査に必要な期間は、1日とも半年ともいわれています。
1日で調査が終了することもありますし、数週間から数か月、長ければ半年の調査期間がかかるケースもあります。
平均すると、浮気調査に必要な期間は1週間~2カ月です。
これにはさまざまな理由があります。
浮気調査の目的によって期間が異なる
浮気調査(素行調査)にかかる期間は、浮気調査の目的により異なります。
浮気が事実かどうかだけを確認し、口頭で報告するのみであれば、早ければ1日で調査期間が終了することもありえます。
また、離婚調停や慰謝料請求、裁判などのために浮気(不貞行為)の証拠を集める場合には、1ヶ月以上の調査期間が必要です。
これは裁判などで使う浮気の証拠を集めるには、複数回にわたる不貞行為(性交渉)を示すものを準備する必要があるからです。
なぜ複数回の浮気(不貞行為)の証拠が必要なのか
離婚や慰謝料請求のための裁判で、複数回の不貞行為(肉体関係)の証拠が必要な理由は、「離婚が認められるにはある程度の期間、不倫関係が続いていることを示す必要がある」ためです。
一度きりの浮気では「過ち」と捉えられ離婚が認められにくいので、離婚を請求するには不倫関係が長期間続いている証拠を提出する必要があります。
調査報告書の作成にも作成期間が必要
探偵事務所が作成する調査報告書は、浮気(不貞行為)の証拠として裁判などでも使えるもののひとつで、1週間~2週間前後の期間がかかります。
探偵が作成する調査報告書とは浮気調査の内容を書面化し、調査中に撮影した写真や動画を加え調査対象者の行動を時系列にまとめたもので、浮気の詳細を正確に、また効果的に打伝えるものです。
調査期間が長ければ長いほど情報量が多くなるので、報告書の作成にかかる期間は長くなります。
期間は浮気調査の費用に大きく関わってくるポイント

探偵に依頼した場合、浮気調査(素行調査)の期間は、時間制料金プランの場合とくに調査費用に影響するポイントです。
時間制料金プランは、1時間あたりの調査料金が決まっていて、そこに調査員の人数と調査時間を乗じ、諸経費を加えて料金を算出します。
そのため、調査にかかる期間(時間)を削減できれば、浮気調査の費用は抑えられるというわけです。
ではどのようにすれば探偵の行う浮気調査期間を短くできるのでしょうか。
調査期間を短くして費用を安く抑える

浮気調査の費用を抑えるために調査期間を短くする方法は次のとおりです。
- 浮気調査の目的を明確にしておく
- 浮気に関する情報をできるだけ集めておく
1.浮気調査の目的を明確にしておく
探偵に浮気調査(素行調査)を依頼する場合、調査期間を短くするためには、依頼する際に、目的を明確にしておくことが大切です。
浮気の事実を確認できれば良い、という目的で浮気調査を始めたものの、パートナーが実際に浮気していると知り、慰謝料を請求しないと気持ちが治まらなくなる可能性もあるでしょう。
浮気調査は目的に応じて内容が変わるため、調査期間の途中で方針変更すると余計に調査期間が延びてしまう恐れがあります。
調査期間を短くするには、浮気調査の結果自分がどうしたいのかを明確にしておくことがポイントです。
2.浮気に関する情報をできるだけ集めておく
浮気調査期間を短くするには、パートナーの浮気に関する情報をできるだけ集めておくことをおすすめします。
浮気に関する情報が多ければ、調査期間を短くすることが可能です。
浮気に関する情報とは、例えば浮気のタイミングや浮気相手の情報のことですが、探偵のようにパートナーを尾行したりする必要はありません。
パートナーの帰りが遅かった日や、休日出勤といって出かけた日を記録しておくだけでも浮気の行動パターンが見えてくることがあります。
もちろん、パートナーの行動を調べていることが知られてしまっては浮気調査に支障をきたしますから無理は禁物です。
他にも浮気につながる情報として、次のような方法があります。
- クレジットカードの明細の確認
- スマホの通話履歴やSNSのメッセージ履歴のチェック
- ドライブレコーダーのチェック
- 浮気調査を考えていることを気づかせない
1.クレジットカードの明細の確認
クレジットカードが家族カードである場合、請求明細を確認すると浮気の痕跡が見つかることがあります。
高そうなレストランでの飲食代や、2名分のホテルの宿泊費、プレゼントの購入記録などはありませんか。
それらが見つかれば、浮気のパターンやタイミングが予想でき、浮気調査期間を短くできる可能性があります。
なお、クレジットカードが家族カードではなくパートナー個人のものである場合、無断でチェックするとプライバシー権の侵害にあたる可能性があるため、注意が必要です。
2.スマホの通話履歴やSNSのメッセージ履歴のチェック
スマホの通話履歴やLINEやカカオトークなどのSNSメッセージのやり取りが見つかれば、浮気相手を絞り込むことができるかも知れません。
二人で撮った写真などの証拠が見つかれば、探偵事務所に浮気調査を依頼した場合に調査期間をかなり短くすることができるでしょう。
ただパートナーのスマホを勝手にチェックするのはプライバシー権の侵害にあたる可能性があるため、注意が必要です。
3.ドライブレコーダーのチェック
パートナーが家族で使う車を浮気でも使っているようなら、ドライブレコーダーの記録をチェックするのもひとつの方法です。
GPSで位置情報が分かるタイプのドライブレコーダーであれば、パートナーが浮気の際にどのような行動をとっているのか、知ることができます。
音声が残っている場合もあるので、しっかり確認し、浮気調査を依頼する際探偵事務所に情報提供すれば、調査期間を短くすることができるでしょう。
4.浮気調査を考えていることを気づかせない
探偵事務所に浮気調査を依頼する場合に調査期間を短くするには、浮気調査を考えていることをパートナーに気づかせないことが大切です。
もしあなたがパートナーの浮気を疑っていることが知られてしまうと、パートナーが警戒してなかなか浮気の証拠が掴めなくなる可能性があります。
ほとぼりが冷めるまでパートナーが浮気相手に会わない、ということになれば、調査期間がどれだけかかるか分かりません。
浮気調査の期間を短くするためには、パートナーを警戒させないよう、普段通りの態度を続けましょう。
不倫相手への慰謝料請求には時効がある

不倫相手への慰謝料請求を行う場合、時効があるのをご存知でしょうか。
「浮気(不貞行為)の証拠を掴んでいるからいつでも慰謝料を請求できる」と考えている人もいますが、不倫相手に慰謝料を請求する場合、浮気の事実を知った日から3年以内に行わなければいけません。
それ以降は時効(消滅時効)が成立し、慰謝料を請求することはできませんので注意しましょう。
不倫は社会的にも許されない行為であり、既婚者と知りながら不貞行為に及んだことの代償は支払うべきです。
ただ、パートナーの不倫相手に慰謝料を請求することは当然の権利としても、その家族や職場を巻き込んでトラブルを起こすのはやり過ぎです。
逆に名誉棄損で訴えられる可能性もありますから、絶対に止めましょう。
離婚慰謝料にも時効がある
不倫相手に慰謝料請求を行う場合、3年という時効があることは前述のとおりですが、離婚慰謝料にも時効があります。
離婚慰謝料とは、離婚するにあたって離婚の原因を作った配偶者に対して請求する慰謝料のことです。
この離婚慰謝料は、離婚した日から3年以内に請求しない場合、慰謝料を請求する権利が消滅してしまいます。
3年という期間は長く感じるかも知れませんが、離婚慰謝料を請求するとなると、証拠を揃えるなど準備に時間がかかるため、早めに行うことをおすすめします。
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お悩みを一人で抱え込まず、人に話すことで少しでも気持ちが楽になれると思いますよ。
記事まとめ

探偵に浮気調査(素行調査)を依頼した時にかかる期間は、調査を依頼する探偵事務所や料金プランによって大きく異なります。
そのため、浮気調査費用を抑えたい場合には、状況に応じた料金プランの設定と、無理のない程度で浮気に関連する情報を集めておくことが大切です。
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