倉田さんからの”ひとこと”
合意がないのに勝手に離婚届を書いて提出してしまうことは、有印私文書偽造罪、更に偽造私文書行使罪に当たります。犯罪です。でも確かにたまにあるみたいで、私もだめんず描いていた時代にそういうことされた人に話を聞いたことがあります。彼女は泣き寝入りしましたが。はっきり言って弁護士マターなので、元夫のことを許さず徹底的に闘うのであれば弁護士事務所へGO!です。向こうが否定した場合(おそらくするでしょう)、筆跡鑑定などややこしいことが山ほどあり、解決までかなり時間もかかるし根気のいる闘いになります。それを覚悟で臨めるか?離婚無効にしたところで、彼の心は戻らないでしょう。悔しくても離婚は受け入れて、慰謝料を受け取るくらいが落とし所かもしれません。
倉田真由美(クラタ マユミ)漫画家
漫画家 元NHK経営委員会委員。
1971年福岡生まれ。
一橋大学商学部卒業。
折からの氷河期もあり就職活動がうまくいかず、漫画家を目指す。23歳で講談社ヤングマガジンギャグ大賞受賞。2000年~2013年まで週刊SPA!で連載した『だめんず・うぉ~か~』がブレイク。ドラマ化もされ、「だめんず」も流行語になり、一躍時の人に。
その後、テレビコメンテーター、YouTube等様々なことに手を出して今に至る。代表作は『だめんず・うぉ~か~』『婚活迷宮の女たち』など多数。また、『うさぎとくらたまのホストクラブなび』など中村うさぎとの共著も多い。